あまり長期の休みは取れないけどどこか海外に旅行したい…という時にきっと候補に上がってくるシンガポール。
前回は、セントーサ島で3泊するパターンのシンガポール旅行について紹介しましたが、今回は、シンガポールの中心部で子連れで貪欲にシンガポールを遊び倒した3泊5日の旅の記録をサクっとお届けします。
▼シンガポールのエンタメリゾート、セントーサ島の遊び方はこちら。
シンガポール渡航事情
シンガポールの印象
シンガポールは物価は全般的に高いですが、親切な人も多く、観光地は特に治安に関する不安もなく、雨も続かず、暑さを乗り切ることができれば、大人も子供もテンション高めに過ごせます。
国のパワーとエネルギーを痛いほど感じることができて、とても元気になります。
反面、日本に帰るとちょっと切ない気分になってしまいますが、、、
私が最初に子連れ(幼稚園児)でシンガポールを訪れた時は、羽田空港からJL便で往復の3泊5日(1泊は機内泊) 弾丸旅でした。
タイミングが良かったのか、シンガポールでの入国審査は全く待ち時間なくサクサク終了。特に不便も不快感もなくあっという間に異国に到着です。
渡航の準備物
日本出国時
シンガポールの旅行する場合、到着の3日前から電子入国カード・健康申告書(SG Arrival Card with Electronic Health Declaration)の登録が必要です。
パスポートや連絡先、スケジュールの登録が必要ですので、手続きを忘れないようにしましょう。
シンガポール入国管理庁(ICA)のサイトもしくは「MyICA」というアプリから登録可能です。
日本帰国時
「Visit Japan Web(入国手続オンラインサービス)」に登録しておくと、帰国時の手続きがスムーズです。こちらはマストではなく、「やっておくと便利。」くらいの感じです。
▼こちらはハワイ旅行に必要な準備物ですがご参考にどうぞ♡
空港〜ホテルの移動
空港からホテルの移動は、私は空港に止まっているタクシーを利用しています。シンガポールはその家賃や飲食物などの物価の高さと比較してなぜかタクシーがとてもリーズナブルなので、私は滞在中は結構タクシーを利用しています。
またシンガポールでは、Grabという配車サービスもあります。アプリで行き先を指定し事前決済をするので手軽で安心なシステムで、日本でよくUberを利用しているという方はそちらも便利かなと思います。
他にも空港シャトルバスや、MRT(マス・ラピッド・トランジット/電車)やバスなど手段はも料金も色々ですので、人数や時間的・体力的余裕に合わせて考えられると良いかと思います。
ダウンタウン送迎車 Eチケット
観光地
では、簡単に3泊5日で巡った観光地をサクッとご紹介します。
マーライオン公園(Marlion Park)
シンガポールには6体のマーライオン像があるそうですが、多分このマーライオンが一番有名なのではないでしょうか。
シンガポールに行ったらやはり会っておきたいマーライオン。今夜も元気に水を吐いています。
写真は明るい時間帯より夜の方が雰囲気が出るかもです。
この付近の飲食店は、特に夜間はとても強気な価格設定ですのでご注意を。
マリーナ・ベイ・サンズ(MARINA BAY SANDS)
ホテル、ショップ、レストランが入ったゴージャスなリゾート・ビルディングです。
こちらもザ・シンガポールのシンボルのひとつではないでしょうか。
屋上のインフィニティ・プールは宿泊者しか利用できませんが、一度は体験しておいても損はないと思います!
ホテルの宿泊については後述します。
建物を見上げると圧巻。すごい建物を建築したものです。
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ(Gardens By The Bay)
マリーナベイサンズから徒歩で訪れることができるガーデンズバイザベイ。
こちらもシンガポールに行くなら必ず足を運びたいスポットです。
未来都市ですか?ジブリですか?というような圧倒的な緑緑しさで私たちを迎えてくれます。
「森林浴」とか「癒し」とはちょっと感じが違いますが、植物のパワーとシンガポールという国の勢いを全身で感じ、「ファー・・・」っとなります。
たくさん歩くことになり、とにかく暑いです。水分補給をお忘れなく。
夜はライトアップも美しいです!
▼ガーデンズバイザベイ Eチケット
<シンガポール 植物園>
3つの動物園
シンガポールには「シンガポールズー」「リバーサファリ」「ナイトサファリ」という3つの異なる動物園が徒歩圏内に隣接しています。
子供が動物好きであったため、私たちは丸一日費やしてがっつり3つの動物園を制覇。
朝から夜まで歩くことになるのであまりおすすめはできませんが、気合いと体力があれば回れなくはないです。笑
シンガポール動物園
3つの中では一番一般的な「動物園」なのがこちらのシンガポール動物園(Singapore Zoo)。
動物の種類も多く、色々とショーもやっていますので、入り口でまず時間と場所をチェックしてから回ると良いと思います。
こちらのゾウのエリアでは、ショーの後「ゾウにエサあげたい人はどうぞ」というようなアナウンスがあり、いくらか忘れましたがお金を払うと、バナナや人参の入ったカゴを渡してもらってゾウに大接近できます。
確か人数制限があったので、餌やり希望の場合は、ショーをなるべく前方で見てスタンバイしておく方が良いかもしれません。
動物園の中では、途中スコールが降ってきましたが、5分程度で止みました。園内は広大ですが、各所に小屋が設置されているので休んだり雨を避けたりと便利でした。
▼シンガポール動物園 入場チケット
【引換コード/Eチケット】
リバーワンダース
リバー・ワンダース(River Wonders)は、パンダとレッサーパンダ好きは絶対に訪れなくてはならない動物園でしょう。
こちらもボートで遊泳する時間等がありますので、それに合わせて動物園間を移動するよう事前にスケジュールを組んでおくと焦らず満喫できると思います。
パンダ、最高。彼らはいつでもどこでも笹を黙々と食べています。
モリモリと茂った緑の中にパンダやレッサーパンダを見つけると思わず「きゃ!」と言ってしまいます。
私たちは1日で3つの動物園を巡るミッションがありましたのでリバーワンダースは一通りサラッと周ってでましたが、パンダ好きの方はこちらでゆっくりされるのもおすすめです。
▼リバーワンダーズ シンガポール 入場Eチケット
パンダに会える!
ナイトサファリ
ナイトサファリ(Night Safari)がオープンする前に、ナイトサファリ前のレストランで夕食を済ませ、事前に予約していたチケットの入場時間に併せエントランスの前に並びます。
すぐそばでファイヤーダンスショーのようなものがされていたので、それを見ながらオープンを待ちました。
トラムを予約したり、ショーや園内をどのトレイルから回るかなど、こちらも事前に段取りしておいた方が無駄に疲れないと思います。
夜の動物園は、昼にまわった二つの動物園とはまた趣が異なり、ネコ科の動物たちが機敏に動いてる様子なども見られ、飽きることはありませんでした。
▼シンガポール・ナイトサファリ
<日本語ガイド/トラム乗車付き>
セントーサ島
シンガポール島の南側に位置するセントーサ島でも1日過ごしました。
私たちは、中心部・オーチャードからセントーサ島へタクシーで移動しました。
USS
ユニバーサルスタジオシンガポールでは、大好きなペンギンズ(from マダガスカル)にも会えてハッピー♪
キュートに決めて媚びまくってくれました。
その皮の下は、信じられない暑さでしょう。どんな対策をしているのか存じませんが、息のあったダンス、感動しました。夢をありがとう。
(※マダガスカルエリアは惜しまれながら2022年末にクローズしました。。辛い。)
USJやTDLと比較するのもナンですが、平日ということもあり、各アトラクションの待ち時間はほぼゼロ。
各ショーも10分前に行けば最前列が確保できますし、キャラクターとの2ショット写真もあっさり撮れます。
ストレスフリーなテーマパーク最高。
でも、とにかく暑いです。
水族館
セントーサ島では、巨大!水族館「シー・アクアリウム」にも行きました。
館内はとてつもなく広く、USSに行った後ということもあり足が棒ですが、クラゲに癒されます。
約1,000種、100,000匹以上もの海洋生物が飼育されているというシー・アクアリウムですが、水槽もとにかく大きく、四方八方魚に囲まれていてまるで海の中にいるような雰囲気を味わえます。
館内は涼しく清潔で、ちょっとしたワークショップなどもあります。私たちも参加してペーパークラフトを作りつつUSSでクタクタになった心身を少し休めることができました。
セントーサ島は小さな島とはいえ、1日歩き回るとぐったりです。水を飲みつつ頑張りましょう。
▼セントーサ島のアクティビティについてはこちらに詳しくまとめています。
ホテル
シンガポールでは、2箇所のホテルを利用しました。
マリーナ・ベイサンズ・ホテル
やはりシンガポールに行ったなら、マリーナ・ベイサンズのインフィニティ・プールに入っておかなければ…とこちらに宿泊。
ホテルの方々はとても親切で、チェックインの際にはカウンターが混雑していたせいか、奥のVIPルームのようなところに通してくださり、ちょっとセレブな気分を味合うことができた庶民です。
「疲れたでしょ」とミネラルウォーターもくださいました。
お部屋はかなりラグジュアリー空間。
洗面所には猫足のバスタブがあり、トイレの隣には、もう一つシャワールームがありました。
全てが広々。己の心まで広くなるような錯覚を覚えます。
そして部屋の窓からは、「これぞシンガポール!」という景色を見せてくれます。
あちこちの光がものすごいパワーを発していて、こちらにもその力を分けてくれます。
夜にはレーザーショーも部屋の窓から眺めることができます。ギラギラです。
そしてマリーナベイサンズのインフィニティ・プール!空に近いプールです。
私たちが訪れたのは3月の上旬。午前中は少し肌寒いかな?というくらいでしたが十分楽しめました。
マンダリン・オーチャード
マリーナ・ベイエリアを満喫した後は、オーチャード中心部でショッピングもしたいな、ということで、立地が良さそうなマンダリン・オーチャード・シンガポールに宿泊しました。
なんと言っても、ホテル内にシンガポールのチキンライスで有名なチャターボックスがあるのが決めてでした。笑
隣には高島屋がありますので、日本のものが恋しくなったときはすぐに駆け込むことができます。
マリーナ・ベイ・サンズの都会的なイメージとは正反対の古風なタイプのホテルですが、タクシーを依頼したらすぐ呼んでもらえるなどサービスは申し分ありませんし、部屋も広く清潔でした。
※ 2022年に、マンダリン・オーチャードは、「ヒルトン・シンガポール・オーチャードホテル」(Hilton Singapore Orchard)に生まれ変わったようです。
サイトを見た感じ、会議室などを備え、外観も内装もスタイリッシュなホテルに改装されているようです。
立地は最高!そしてチャターボックスはちゃんと残っているようですのでご安心ください。笑
まとめ
行きたいところをとにかく詰め込みまくった3泊5日のシンガポール旅行。
結構動き回りましたが、幸い雨にもさほど降られず、「移動の途中にホテルで子供に昼寝をさせる」「汗をかいたらちょくちょく着替えさせる」などの対応により、大人も子供もダウンすることなく楽しめました。
当時子供は幼稚園児でしたが、日本から軽量のストローラーを持参して行きました(空港の手荷物受取では一番最初に出て来ました)。彼はセントーサ島や動物園ではほぼ座っていましたので、そこまで疲労困憊にならなくて済んだのかもしれません(大人の足は棒)。
動物園等ではベビーカーのレンタルもできますが、慣れたものの方が取り扱いやすいし、必要な時にすぐ使えるので、持って行っておいて良かったと思います。
シンガポールはとにかく気温が高くそれだけで体力が奪われますので(日本の夏のように…)、無理はせず水分補給を忘れず休憩を挟みながら動く事が大切です。
以上、サクッと旅行記でしたが、参考になると幸いです。
※この記事は、パンデミック前のシンガポール旅行の体験を元に構成しています。実際に旅行される際は、最新情報をご確認の上渡航されてください。
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