2023年夏休みのハワイ旅行では往復ANA全日空線を利用しました。
久しぶりの国際線にテンションが上がります。
今回は特にその機内食に感動しましたので食事を中心にまとめたいと思います。
ANAホノルル線
往路は成田→ホノルル(夜発、翌朝着)、機材はボーイング787-9でした。搭乗するとまず多数のビジネスクラスのシートに圧倒されます。
広々スペースを横目にエコノミークラスのシートに着席しましたが、シートもゆったり清潔でタッチパネルが最新型で画面も大きくて使いやすい!
とても快適な空の旅を満喫することができました。
ピカチュウジェット
復路はホノルル→羽田(午後発、翌日夜着)、みんな大好きピカチュウジェットでした。
といっても私自身はそこまでポケモンに思い入れはありませんが、思わず機体の写真も撮ってしまいますし、「ピカチュウと記念撮影どうですか」と同行した子供に勧めてもらった際、図々しく私もツーショットをいただきました。大きくてふわふわしていてとても可愛かったです。笑
機内にもいろんなところにピカチュウの姿があり、ポケモン好きな方にとってはパラダイスでしょう。
ピカチュウジェットの機材は、往路便より少し手狭な感じでタッチパネルもやや旧式のように感じました。
ほんの少しのことですが、乗り比べてみると違いを実感します。
ピカチュウジェットに登場した全ての乗客は、特別機登場記念品(木札・記念ステッカー・搭乗証明書)をgetすることができます。
フライングホヌ
そして2023年12月6日から、成田=ホノルル線の週14往復全便で2階建てのエアバスA380型機「FLYING HONU」がお目見えするということです。
これにより "ANAのホノルル線の提供座席数はコロナ前含め過去最高" ということで、やっとコロナも開けたか…という実感が湧いてきます。
ANA機内食
ホノルルまでの国際線に乗っている時間はやや長め(6.5〜8時間程度)なので、機内食が数回提供されます。
LCCはそもそも食事はオプションですが、ANAでも「機内食なし」を選択することができ、邪魔されず寝たり仕事をしたりしたい方にとってはありがたいオプションかと思います。
それに加えて、ANAの機内食は事前に予約しておくことでかなりバラエティ豊かな食事を楽しむことができます。エコノミークラスでも!
私は今回往路復路とも、レギュラーの食事以外をオーダーしてみましたのでご紹介します。
まずこちらが往路の際に家族がいただいた機内食(レギュラー)です。
このハーゲンダッツのアイスをワインを飲みつつ食べる、というのが個人的には国際線の寝る前の儀式となっています。
そしてこちらが夕食後に提供される軽食(朝食)です。ハワイに向かっているんだな…という気持ちが高まります。
特別機内食
今回久しぶりに国際線の利用をしてみて驚いたのですが、ANAはアレルギーのある方やキッズメニューなどを含めた特別機内食(スペシャルミール)のラインナップがかなり豊富です。
シーフードの食事
今回かなり感動したのがシーフードの食事です。往路は鮭、復路は鱈で、味付けもとても美味しく、今までの人生で一番(初めて機内食を食べた時よりも!)感動しました。
写真を見ているだけでも食事の素晴らしさが蘇ってきます…。特にこのサーモンの食事は本当にあまりの美味しさに、脳内で「シェフを。」と発語しました。
朝食などもレギュラーの食事とは異なっており、食事するタイミングまで冷蔵庫で保管してもらえるなど徹底して新鮮なシーフードを提供してくれる姿勢にANAとCAさんへの感謝の気持ちが高まります。
グルテンフリーの食事
そして往路は、多分ハワイで小麦中心のハイカロリーな食事になるだろうと思っていたため(実際そうなりました)、グルテンフリーの食事を選択してみました。
食べるのに夢中すぎて、まさかの蓋を外した状態の写真を撮るのを忘れてしまいましたが、メインディッシュはチキンとさつまいもと根菜を煮た感じのものでボリュームは満点でした(語彙力)。
大味のものに慣れてしまっている自分にとっては味付けは少し物足りない感じがしましたが、使われている食材などはちゃんと考えられていて、一品ずつ感心しながらいただきました。
朝食もしっかりグルテンフリーです。ヨーグルトは完全に無糖!
ボリューミーですが、ハワイ帰りの舌には塩分と糖分が恋しかったです(グルテンフリーに向いてないということですね)。
※ 尚、ANAのサイトには「小麦粉アレルギーを持つお客様のお食事には適していません」との記載がありますのでご注意ください。
フルーツの食事
同行した子供は機内食をあまり食べないため、フルーツの食事を希望しました。
こちらは本当に最初から最後まで一貫してフルーツ・オンリーを惜しみなく提供してくれ、大好きなメロンもたくさん入っていて、機内食でこんなにも嬉しそうにしている子供を見るのは初めてでした。
朝食も溢れんばかりのフルーツ盛り合わせ。なんて贅沢な機内食でしょうか。
短時間にバナナ2本はちょっとキツそうでしたが、果物好きには幸せな食事です。
他にも生野菜と果物限定のベジタリアンの食事や、ヴィーガンの食事など、野菜と果物に特化したものだけでもいくつもラインナップがあります。
飛行機の中では炭水化物や肉などは食べたくない、という方はこちらを選択すると快適な食事時間が過ごせるかもしれません。
宗教に配慮した食事
ANAのサイトには、ヒンズー教、イスラム教、ユダヤ教、ジャイナ教の食事というのが用意されていて、宗教によって食べられるものが制限されている場合はこういったオプションがないと困る人も多いよな、と改めて気付かされました。
機内にがっつり食べ物を持ち込むこともなかなか難しいですし、含まれている食材を気にすることなく機内食を楽しめることはとてもありがたいことです。
健康をサポートする食事
低糖質、低塩、低脂肪、低カロリー・・・など、実に7つの種類のメニューが用意されています。
例えば、インスリンを携帯して旅行されるような方にとっては低糖質メニューはとてもありがたいでしょうし、どうしても旅行中は食事で体調を崩しがちという方にとっても、自分の食べられそうな食事を予め選択することができることは旅の安心材料のひとつになると思います。
まとめ
4年ぶりに国際線に乗りましたがとても快適で、唯一困ったことは観たい映画がありすぎたこと。往復で5本観ないといけないけど睡眠も取っておきたいし…というちょっとした闘いでしたが、結局最後の映画は残り30分ほど残しタイムアップ。敗北しました。
そしてこれまでもあったのかもしれませんが、今回の旅行で機内食の進化にはとても驚かされました。
複数のメニューが全ての人に用意されていて、機内食の時間を今まで以上に楽しむことができました。
ただ、こういったメニューを選択する人が増えるとCAさんの手間や労力が格段に増えるだろうな、とも感じました。
まず搭乗時に本人確認をして食事内容の取り違えがないよう留意する必要があり(座席のシートに特別食の目印のシールを貼ってもらいます)、その数が増えるほどかなり複雑になるだろうなと思います。
でもとても素晴らしいサービスなので、私は追加料金が必要になったとしても利用したい!と思いました。
特別機内食を希望する場合は、受付期限までに事前の申し込みが必要です。詳しくはANAのサイトをご覧ください。
事前にチェックして、どうぞ素敵な空の旅をお過ごしください!
(※食事内容は搭乗便によって異なると思いますので、画像は参考程度にご覧ください。)
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ワイキキ・カハラ地区