ハワイでは、日本の運転免許証があれば運転は可能ですが、「何かトラブルが起こった際に国際(国外)運転免許証がある方が色々とスムーズ」ということで、事前に取得して行きました。
今回は、2019年春のハワイ旅行でレンタカーを利用した際に利用した「国際運転免許証」について備忘録的にまとめたいと思います。
国際(国外)運転免許証とは
文字通り、海外で自動車を運転するための免許証です。
まずハワイを旅行した時は、日本の普通自動車運転免許証とパスポートがあれば自動車を運転することができます。
ただし、交通事故や交通違反等により現地のポリスのお世話になる場合やレンタカーを借りる際、とても安心かつスムーズに乗り切れるので、国際免許証を持参することをおすすめします。
国際運転免許証の取得方法
各都道府県によって準備するものや必要経費は変わってくるかもしれませんので、あくまで参考としてお読み下さい。
実際に取得される場合は自治体のホームページなどで最新の情報をご確認ください。
手続きに必要なもの
①日本の運転免許証
もし帰国するまでに有効期限が経過する場合は、期間前更新の手続きを済ませてから申請しましょう。
②パスポート
③証明写真
縦4.5㎝×横3.5㎝というサイズの写真が必要です(2022年5月からこのサイズに変更になっています)。申請される前に確認しておくと安心です。
私の場合は、当日申請先の運転免許センターに設置してある証明写真撮影BOXで撮りました。パスポートと同サイズです。
④古い国外免許証
持っている場合は、以前発行した国外運転免許証も持って行きましょう。
⑤手数料
私の自治体では2,350円でした。
手続きの方法・所要時間
手続きの手順は以下です。
①手数料を納め申請用紙を受け取る
②申請用紙に必要事項を記入し提出(記入に5分程度)
③日本の運転免許証、パスポート、写真を添えて申請窓口に提出
④国際運転免許証が完成、説明を受けたあと受領(混雑具合によりますが10分足らずで完成)
写真撮影を含めて、国際運転免許証の受け取りまでに30分もかかりませんでした。
国際運転免許証現物
こちらが実際に発行してもらった国際運転免許証です(2019年発行のもの)。
見開きの部分に写真が貼られ、氏名や生年月日、住所が記載されており、「この運転免許証で運転することができる車両」が表示されています(貨物輸送や大型車の運転が可能かどうか、など)。
日本の運転免許証の有効期限や運転免許証番号などは記載されていませんでした。
・ジュネーブ条約加盟国において発給の日から1年間 自動車を運転できる
・ジュネーブ条約加盟国は写真の通り(平成30年6月12日現在)
発行から1年という期限があるので、免許証に記載されている取得年月日を確認しておきましょう。
当然といえば当然ですが、日本の免許証が失効したり取り消された場合は、国際免許証の有効期限内であっても効力は失われます。気をつけましょう。
ハワイでの活用度
レンタカーを借りる時
レンタカーは事前にインターネットで予約して行きましたが、借りる際にカウンターで国際運転免許証の提示を求められました。
日本の運転免許証との比較ができないのですが、国際運転免許証の場合は特にそれ以上質問されるようなこともなく、スムーズに手続きできました。
レンタカー会社のスタッフも、日本語で記載されている免許証から必要情報を読み取るよりも、英語表記の方が単純に作業が早いというメリットはありそうです。
ハワイでのドライブ時
幸い、現地ポリスのお世話にもならず、“1週間のハワイ旅 with ビートル・カブリオレ🚘” を満喫することができました。
国際免許証はレンタカー会社のカウンターて提示する以外活用の場はありませんでしたが、日本国内でも自動車の事故等が起こった場合はなかなか冷静でいられないと思います。
ましてや母国語でない海外でトラブルが生じた場合は、少しでも煩雑な手間を省くために、保険として「国際運転免許証」を持参するのはアリだと思います。
手数料も手間もそこまでハードルが高くないので、迷っている場合は取得をオススメします。
(※この記事は主に2019年の情報を中心に構成しています。内容が変わっている可能性もありますので、国際免許を取得しレンタカーを借りられる予定の方は参考程度に留め、最新情報を入手してください。)
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