シンガポールは、大人も子供も男女問わず楽しめる旅行スポットではないでしょうか。
私は子供が幼稚園の時と小学生の時に訪れましたが、楽しみ方が色々あるのでまた行きたいなぁと思っています。
今回は、そんなシンガポールのエンタメ・アイランドであるセントーサ島の巨大プール「アドベンチャー・コーブ・ウォーター・パーク(Adventure Cove Waterpark)」(以下”ACW”)をご紹介したいと思います。
ACWに行く前に
私は春休みの期間にACWを訪れましたが、事前に準備しておいた方が良いと思うことがいくつかありました。
カバナ(CABANA)の予約
私たちは朝から夕方くらいまでこの巨大プール施設で遊び倒すつもりだったので、絶対に日陰で休める場所が欲しい・・・と考えました。
ACWには、そんな希望を叶えてくれる「カバナ」(Cabana)という小さな小屋があります!
料金はSGD88〜(2023年8月のレートで約9500円〜)ですが、料金にはバスタオル2枚とACW内で使える25Sドル分のバウチャーも付いていますし(私はレストランで使用)、小屋の中にはロッカーやチェアもあり、特に小さなお子様連れの方などにはおすすめです。
また大人数で借りるなら、荷物を一気に置いておけるのでACWのロッカーを個別に借りるよりお得かもしれません。
私たちは親子3人で使用しましたが、隣のカバナには5−6人がひしめき合っていました。
カバナのある場所や時期によっても料金が変わってきます。
自分がどのゾーンを中心に遊ぶかを考えて予約すると、「カバナを予約したけど遊んでいる場所から遠くて移動が面倒・・・」というようなことにはならないかと思います。
ちなみに日本語の観光サイトに「カバナにはペットボトルが2本ついてくる」という記載があるものがあり、私はそれを読んで行ったので、カバナスタッフに図々しく「水がもらえるって聞いたけどどこにあるの?」と尋ねたところ「今はそのサービスはないのよー」と言われました。お気をつけください。
カバナの数はそう多くないので、長期休みの時期などは朝イチで行っても確保できないこともあるようです。
ですので、「カバナは絶対に利用したい!」という方は事前予約をお勧めします。
私はセントーサの公式ページから予約しました。
予約して行った場合、引き換えは、入り口入って左手のカウンターでした。
※利用を検討されている方は、公式サイトで最新の料金やサービスとご確認ください。
チケットの購入
カバナの予約は早めに日本から行いましたが、ACWの入場チケットは前日に現地でオンラインで予約購入しました。
子供連れだと、どうしても体調不良などで予定変更になることがあるので、少しでもキャンセルによる出費の痛手を抑えるため、ショーや入場チケット類は現地で直前に購入することが多いです。
でも、出来ればちょっとでも安く購入したい!
そこで、どちらの希望も叶えてくれるのが、前日のオンライン予約購入です。
窓口で購入すると割引はありませんが、事前購入だと公式サイトなどでも割引価格で購入できることが多いですので、オンライン手続きが面倒でない方にはお勧めします。
▼ アドベンチャーコーブウォーターパーク
1日パス・チケット
私はACWの他、ナイトショー(Wings of Time)や USSの入場チケットも現地でオンライン購入しました。
引き換えが面倒な場合もありますので、自分にとってそのあたりのメリットデメリットを差し引きしてストレスの少ない方を選択すると良いでしょう。
当日購入OKなものもあり、スマホ画面を見せるだけで引き換えも問題なく出来ました。
当日は朝イチでGO!
時間の経過とともにACWは混み合ってきます。
スライダー系で遊び倒そうとお考えの方は、なるべくオープンと同時に入場しましょう。待ち時間が少なめです。
10時OPENですが、ちょっと早めに行っても空いていたりします。
時間に余裕を持ってお出かけしましょう。
(※シーズンによって営業時間が異なる場合もありますので事前にご確認ください。)
持ち物をチェック!
タオル持参で行きましょう(カバナを利用する場合はレンタルのタオルもあります)。
ライフジャケットや巨大な浮き輪などは、各ポイントにたくさん置いてあったり、その辺に放置されてたりするので自由に使ってOKです。
あと、床が暑いので簡単に脱ぎ履きできるサンダルを持って行くと良いでしょう。
そして、水に浸かっていても脱水症状になりますので、飲み物は多めに・忘れずに。
ACWで遊び尽くそう!
無事到着し、自分たちの拠点(有料のカバナの他にも無料のパラソルやシートはあります)を確保したら徹底的に遊びましょう。
どのような遊び場があるかは、公式サイトなどをご覧いただくとして、私たちが遊んだ場所をいくつかご紹介したいと思います。
ブルー・ウォーター・ベイ(Bluewater Bay)
私たちが一番遊んだのがこの波のプール!
15分ごとに波が発生します。結構大きな波で、油断していると場所によっては大人でもライフジャケット着ていても溺れそうになります。笑
そして波が発生すると、どこからともなく人が湧いて来て、みんなザパーンと波に飲まれます。非常に楽しいです。
私は子供と”波に引き裂かれる親子ごっこ”という何やら不謹慎な遊びに興じていました。波に身を任せ、離れ離れになりながら「助けてー」と叫びあう遊びです。
そんなしょーもないことでもむちゃくちゃ楽しめます。
とにかく素晴らしい波のプールです。
アドベンチャー・リバー(Adventure River)
長い長い流れるプールです。
途中、ちょっと子供が飽きるくらい長いです。
でも、ゾーンによって景色が変わって、途中には魚たちが泳いでる場所などもあって、大きな浮き輪に乗って現世を忘れてただただ流されていたい方にはとてもお勧めです。
無心になれます。
レインボー・リーフ(Rainbow Reef)
シュノーケリングしながら熱帯魚と一緒に泳げるプールです。
ここだけ海水です。
最初にちょっとシュノーケリングのコツみたいなことを教えてくれますが、本当にちょっとです。笑
私はシュノーケリングしたことなかったので、ちょっとドキドキしつつ体験しましたが、プールの中を覗くと本当にたくさんのカラフルな熱帯魚がたっくさん泳いでいて感激でした。
しかし、途中でメガネから海水がドボドボ入って来て、しみるし不快だし、ちょっと萎えました。
子供(6歳)は、5メートルほど進んだところで怖くなり、その後はずっと父親の背中に乗っていました・・・。
でも、海底(プール底・結構深さがある)に宝箱が沈んでいたりと、覗くだけでも十分楽しいようでした。
ビッグ・バケット・ツリーハウス(Big Bucket Treehouse)
小さなお子様連れの場合はここは結構遊べます。
スプラッシュ系のスライダーが無理な子も、ここの滑り台なら保護者と一緒に楽しめます。
ただ走り回って楽しむ事も出来ます。
ビッグバケットから時々水が投下されるのですが、これ、直撃したらかなり痛いです。
しかも量がハンパないし。
私も不意に大量放水を浴びて、ちょっと殺意を覚えました。お気をつけください。
リップタイド・ロケット(Riptide Rocket)
スライダーは身長制限があるものが多く、小さな子供が滑れるものが少ないのですが、せっかくだから一つくらい挑戦しよう、と思って滑りましたが、、
超絶怖いやん。相当早いやん。首がムチウチになるかと思いました。
私は30代の大人ですが、ずっと叫んでいました。
6歳児は怖すぎてずっと無言でした。(二人でひとつのチューブに乗りました。)
でも、後ろに並んでいた女の子(8〜10歳くらい?)は「楽しくてもう5回目」みたいな事を言っていたので、絶叫系に耐性があるかないかの問題なのかもしれません。
ちなみに私と子供はジェットコースターとか苦手人間です。
ドルフィンアイランド
アドベンチャー・コーブ・ウォーター・パークには、イルカと写真撮影したり一緒に泳げたりすることができるドルフィンアイランドという施設も併設しています。
ACWの入場券とセットのチケットもありますので、イルカと触れ合いたい!という方は要チェックです。
▼ドルフィンアイランド・セットチケット
ウォーターパーク or シーアクアリウム
ACW内の施設・設備
ベイ・レストラン
ウォーターリーフの隣にあるレストランです。
ピザやパスタなど、とにかくビッグサイズです。
お腹いっぱいになれます。
味も悪くないですし、清潔ですし、日陰で涼めますし、満足できました。
Wi-Fi環境
リゾートワールドセントーサのゲストWi-Fiなので、シーアクアリウム(水族館)やUSS(ユニバーサルスタジオ)と同じ "GuestWIFI@RWS"です。
細かい設定を記憶しておらず申し訳ないのですが、多分ショッピングモールとかにあるタイプのメールアドレスを入力することで使用できる系のものではないかと思います。
私のアドレスには帰国後RWSからのメールが未だに届いているので多分そうかと思います。笑
セントーサ島の中でセキュリティを気にしないようなネットの使い方をするのであれば、このフリーWi-Fiでも結構問題なく使えると思います。
トイレ・シャワー
清潔ですし、数も少なくないので使用に関して特に不満はありませんでした。
私たちはプールから帰る際の着替えをカバナの中で行ったので不都合はありませんでしたが、そうでない場合は着替えるスペースがちょっと手狭なのかな、と思います。
でも国内のプールなどもだいたいそんなものでしょうから許容範囲かと思います。
まとめ
私たちは結局10時のオープンと同時に入って、6時間ほど滞在しました。
カバナを利用したので、途中ちょっと休んだりも出来て、気分的にはまだまだ居られる感じでした。
その後はセントーサ島内でリュージュなどのアクティビティを行い、"セントーサのイオン"こと(←勝手に命名)Vivo cityでディナーをするくらいのエネルギーは残っていました。
アドベンチャー・コーブ・ウォーターパークはとにかく広大で、ただ水場で遊ぶ人を眺めているだけでも十分楽しめます。
スリルを追求する方から、リラックスしたいファミリーやカップルまで、誰でも楽しむことができること間違いなしです!
セントーサ島に行くなら外せないスポットだと思いますので、ゆっくり時間をとって楽しまれてください。
※この記事は、パンデミック前に訪れたACWの体験を元に記載しています。実際に行かれる場合は、公式サイト等で最新の情報をご確認ください。
▼ アドベンチャーコーブウォーターパーク
1日パス・チケット
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